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幸せとお金の経済学

製造商: フォレスト出版

數量:
◆あなたの消費行動を変え、幸福度を上げるお金の新概念
「お金では買えない価値がある」という言葉には納得するものの、
やはりお金が欲しい、できれば贅沢な暮らしがしたい、というのが人情です。
これは決して恥ずべき感情ではなく、動物としてのヒトのDNAに刻み込まれた
ホットシステムというべきごく自然な欲求です。

しかし格差が開いた社会、中でも中間所得層においては、
本書ではこうした欲求が不幸をもたらす可能性があると警鐘を鳴らし、
次のようなお金の新概念を提唱します。

・地位財=他人との比較優位によってはじめて価値の生まれるもの。幸福の持続性[低]
(例:所得、社会的地位、教育費、車や家などの物的財)
・非地位財=他人が何を持っているかどうかとは関係なく、
 それ自体に価値があり喜びを得ることができるもの。幸福の持続性[高]
(例:休暇、愛情、健康、自由、自主性、社会への帰属意識、良質な環境など)

今まで経済学ではほとんどテーマとされなかった
この「地位財」「非地位財」という概念は、
あなたを不要な競争的消費から解放し、幸福度を上げる力があります。


◆他人と比較したとき、あなたは中流から下流へ落ちていく
本書の原題は『Falling Behind : How Rising Inequality Harms the Middle Class』。
日本語で仮題をつけるとすると「遅れをとらないように生きる中間所得層
――どのように不平等が中間所得層を害してきたのか」となります。
なかなか収入が増えない時代に生きる我々は、
このタイトルの意図を理解することなく、
幸せを手に入れることはできないのかもしれません。

◆目次
監訳者まえがき――金森重樹

Ⅰ 収入が増えない時代の幸せとお金の研究序説
幸福にのしかかる経済的圧力の正体 *序文――2013年版
無駄な消費に駆り立てる見えない因子 *序文――2007年版

Ⅱ 「普通の生活」でもどんどんお金が減っていく理由
第1章 なぜ私たちは同じ答えを選んでしまうのか?
第2章 所得の変化が映すいびつな世界
第3章 幸福の研究が明らかにしたもの
第4章 幸不幸を左右する見えざる手

Ⅲ 地位財・非地位財でわかる幸せのコスパ
第5章 私たちは身の丈以上にお金を使っているのかもしれない
第6章 ヒトをマウンティングに向かわせるホットシステム
第7章 ダーウィンの仮説で見る地位財? 非地位財?

Ⅳ 「平均以下」が私たちを幸せにする?
第8章 より過酷になり、脱落しつづける中間所得層
第9章 その正しい選択が、振り返ると愚行となる
第10章 格差から1人抜け出し、生き残る知恵

Ⅴ 今、問われている納税者としての金銭感覚
第11章 公共政策を意識すると、私たちの支出も変わる
第12章 生き残るカギは収入と支出のバランス

最後に、日本語版読者へ寄せて――ロバート・H・フランク